問診

担当者がお客様のバイクを診察する際、まずバイクの修理歴、現在の故障の経緯、経過、状況などを尋ねる事。
担当者が診断の手がかりを得る為に、お客様に直接、現在の自覚症状や修理歴を尋ねる事。

• マルティ望診 (ボウシン)
  バイクの形や型式、車体の色、光沢などを視覚により診察する方法
  
  
• マルティ聞診 (ブンシン)
  エンジンやマフラー、車体の音の状態、エンジンやマフラー燃料などを聴覚、臭覚により診察する方法
  
  
• マルティ切診 (セッシン)
  エンジン回転数、車体やエンジンの振動、実際に故障を再現してみるなど車体に触れて診察する方法

初めてのバイクショップにご来店されるお客様にとって、バイクの故障をいかに正確に整備士に伝えられるかが、故障を正しく診断してもらい、早く整備を始めてもらう上で大切なことです。

予め、こういう具合の時には、整備士は何を聞きだしたいと思っているのかを知っておけば必ず役に立ちます。

整備士は症状によって、いろいろなことを質問しながら、頭の中で診断への糸口を組み立てていきます。

それが問診です。